6. 目指すところは?
司会
今回立ち上げる『コンクリートと私』というリレーエッセイを、どのような形で展開していければいいか、あるいはどういうところを目指していけばいいか。個人的なご意見で結構ですので、意見を伺いたいと思います。支部長、いかがでしょう。
支部長
『コンクリートと私』を立ち上げる趣旨というか、狙い、そういったものを達成するためには、読まれた方が、「そうなんや」という、共感を覚えていただくようなものにする必要があるし、早く一定のボリュームのエッセイを、最初の1年間ぐらいでストックしないといけないと思っています。
司会
最初の量が肝心だということですか。
支部長
はい。スタートダッシュでエッセイをストックするというのが、大事だと思います。ある程度、100編とかいうストックができれば、あとは自動的に「僕も、私も、あれ書いてみたいな」というふうなことになっていくし、そういう状況に、逆にしていかなければいけないという気がしています。
皆さん方のこの企画への思いを実現するためにも、最初は少ししんどいですけれども、いろんな方にお願いして、ストックを一定ボリュームにして欲しいと思います。
司会
一応、集まったエッセイ集については、執筆者の属性やプロファイル等をもとに検索ができるようにする予定でホームページWGでは考えています。読みたいエッセイのキーワードは読む人によって変わると思うので、読みたいものができるだけ探しやすく読みやすいシステムにする予定でいます。
T先生、いかがですか、今後『コンクリートと私』の目指すところについて、何かあれば。
T女史
書いた人にも読み手にも、利があるように用意しておくっていうことは、やっぱり支部長がおっしゃったように、ある程度、初めの段階で幾つか見られるっていうのもいいのかな、必要なのかなと思います。
『コンクリートと私』なので、何らかの形でコンクリートに関わっている人が、仕事に対してどのような情熱やロマンを持っているのかっていうのが、何らかの形で伝わっていくことで、読み手の人がもっと読みたい気持ちになっていくのかなと思うので。
『コンクリートと私』というネーミングにしたのも、何かそういうコンクリート好きの火がついていって、それが広がっていくみたいなのになるといいなと思います。何がどうするとうまくいくのかっていうのは、やってみないと分からないっていうことですね。
司会
最初は試行錯誤で、っていうことですね。そのためには、いろんな観点からのより多くのエッセイが、立ち上げの段階でそれなりにあったほうがいいだろう、しかも、読みやすい形で。そのあたりが当面、目指すことではないかというところでしょうか。
他に何かありますでしょうか。
N氏
あまり大論文を求めると、書くほうも読むほうも大変だから。だからエッセイなんですよね。
司会
そうですね。ですからちょっとした出来事などを書いていただいて、「自分の悩みがこういうふうにして解消されたよ」とか、「こんな面白さで私はやってますよ」とか、最初にありましたけれども、元気になれる、そういうエッセイをいろいろ提供いただいて公開していく、というふうなことを目指したいと思います。みなさん、本日はどうもありがとうございました。
一同
ありがとうございました。
(終わり)
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