はじめに
コンクリートに関わる分野で仕事をされている女性が少しずつ増えているようです。
でも、「どんな仕事をしているの?」「どんなところがおもしろいの?」「職場での待遇はどうなの?」「どんな悩みや苦労があるの?」といったことを同じ分野で働く女性同士で話したり聞いたりする機会はあまり多くないようです。
一方、コンクリート分野で働く女性の回りの男性(特に年配の方)も慣れていないことがあり、「どのように応対すればいいのかよく分からない」といったことがあるようです。
JCI近畿支部では、そのようなコンクリート分野で働く女性からのメッセージや、そのような女性に向けてのメッセージを共有できる場を、支部HPのリニューアルに併せて設けることにしました。
リレーエッセイ「コンクリートと私」を女性のみならず多くの方に読んでいただき、また、活用いただくことで、より多くの女性がコンクリート分野で楽しく働く環境が整うことにつながればと思っています。
コンクリートに関わる分野で仕事をされている女性のみならず、これからそれらの分野での就職等について考えようとしている女子学生の人達にとっても「元気が出そうな」エッセイの投稿をお待ちしています。エッセイの投稿はコンクリート分野で働く女性をテーマにしたものであれば、性別・年齢・職業は問いません。女性の自分自身の経験談は勿論逸話などでも結構です。また、会社での同僚・上司・部下などの視点や家族の視点など、さまざまな視点で書いていただいて結構です。投稿いただいた方には次の執筆者をご推薦いただければと思います(リレーエッセイ)。
本リレーエッセイ「コンクリートと私」を通して、より多くの女性がコンクリートに関わる仕事に興味をもち、また、コンクリートに関わる者だけでなく、より多くの人達にコンクリートに対する理解が深まることを期待して止みません。
第1回目は「コンクリートと私」の趣旨や概要を理解していただくため、立ち上げに関わった近畿支部スタッフよる「コンクリートと私」に関する座談会の内容を掲載しますので、是非、ご一読いただければと思います。
(Y.O.)